📅 最終更新: 2026年4月2日
「植毛の傷跡は目立つの?」と心配している方は多いです。結論から言うと、術式(FUEかFUTか)と医師の技術力・術後ケアによって傷跡の目立ちやすさは大きく異なります。この記事では、FUEとFUTの傷跡の違い・消える期間・上手に隠す方法を詳しく解説します。
FUEとFUTの傷跡の違い
FUE(毛包単位抽出法)の傷跡
FUEは専用のパンチツールを使って毛包を1本ずつ採取する方法です。傷の特徴は以下の通りです。
- 形状:直径0.8〜1.2mm程度の点状の傷が多数
- 分布:後頭部・側頭部に広く分散している
- 目立ちやすさ:髪が生えている状態ではほぼ見えない
- 坊主頭(2mm以下)の場合:薄い白い点として見える場合がある
- 完全消失まで:数ヶ月〜1年程度(個人差あり)
FUEの最大のメリットは、線状の傷跡が残らないことです。短髪やショートカットを好む方に特に向いています。
FUT(毛包単位移植法)の傷跡
FUTは後頭部の皮膚を帯状に切除して毛包を採取する方法です。傷の特徴は以下の通りです。
- 形状:横一文字の線状の傷跡
- 長さ:採取量によるが5〜20cm程度
- 幅:2〜4mm程度(縫合後)
- 目立ちやすさ:髪が3cm以上あれば隠せる、短髪では見える
- 完全消失まで:白い線として永続的に残ることが多い(時間とともに目立ちにくくはなる)
FUTの場合、傷跡は基本的に完全には消えません。ただし、適切な縫合技術(トリコフィティック法など)を用いることで、傷跡の毛が生えて目立ちにくくなります。
植毛の傷跡が消えるまでの期間
FUEの回復タイムライン
- 術後1〜3日:採取部位に赤みとかさぶたが出る
- 術後1〜2週間:かさぶたが自然に剥がれる
- 術後1ヶ月:赤みが薄れ、点状の跡のみ残る
- 術後3〜6ヶ月:点状の跡が白くなり目立ちにくくなる
- 術後6〜12ヶ月:ほとんど目立たなくなる(坊主の場合は薄い白点が残ることも)
FUTの回復タイムライン
- 術後7〜14日:抜糸(この間は傷跡が見える)
- 術後1ヶ月:赤みが引き、線状の傷が白くなり始める
- 術後3〜6ヶ月:傷跡の幅が細くなり目立ちにくくなる
- 術後1〜2年:ほぼ最終的な状態(白い線として残ることが多い)
傷跡を目立たなくするための方法
術後ケアで傷跡を最小化する
術後の正しいケアが傷跡の回復を大きく左右します。
- 保湿:クリニックから処方された保湿剤を指示通りに塗布する
- 紫外線対策:術後3〜6ヶ月は傷跡への直射日光を避ける(色素沈着予防)
- 掻かない・こすらない:かさぶたを無理に剥がさない
- 飲酒・喫煙を控える:血行への影響で治癒が遅れる
傷跡を隠すヘアスタイルの工夫
FUTの傷跡を隠す場合、以下のヘアスタイルが有効です。
- 後頭部の髪を3cm以上伸ばす:傷跡が完全に隠れる
- レイヤーカット:後頭部の上の髪で傷跡を自然に隠せる
- ポニーテール・まとめ髪は要注意:髪を上に引き上げると傷跡が見えやすい
傷跡が目立つ場合の対処法
修正治療の選択肢
傷跡が気になる場合の医療的な対処法を紹介します。
- ステロイド注射:ケロイド・肥厚性瘢痕に有効(保険適用の可能性あり)
- レーザー治療:赤みや色素沈着の改善に有効
- FUEによる傷跡への植毛:FUTの線状傷跡にFUEで毛を植えて目立たなくする
- PRP療法:傷跡の回復を促進する可能性がある
ケロイド体質の方への注意点
ケロイド体質の方は傷跡が盛り上がりやすく、植毛の傷跡も目立ちやすい傾向があります。植毛前に必ずクリニックに申告し、対応策を相談してください。ケロイド体質の場合、FUEよりもリスクが高くなるケースがあります。
FUEとFUTの傷跡:どちらを選ぶべき?
FUEが向いている人
- 短髪・坊主頭を好む人
- 傷跡をできる限り残したくない人
- 職場でバレたくない人(回復が早い)
- 小〜中規模の移植本数(〜2,000本程度)の方
FUTが向いている人
- 大量移植(3,000本以上)が必要な方
- 常に髪を3cm以上伸ばす予定の人
- コスト面を優先したい人(FUTの方が若干安価な傾向)
- ドナー部を最大限活用したい場合(FUTはFUEより多くの毛包を採取できる場合がある)
植毛で後悔しない選び方については植毛で後悔した人の失敗例と対策、おすすめクリニックは植毛クリニックおすすめ5選をご覧ください。







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